2012.12.09(Sun)
登場人物紹介・34 石動 花子
名前:石動 花子(いするぎ はなこ)
誕生日:7/24
身長:164cm(初登場時)
体重:56.7kg(平常時)
利き腕:右
階級:バンタム級~フェザー級
ボクシングスタイル:右ファイター
詳細:
光陵高校、女子ボクシング部員。
髪型は肩に掛かるかどうかのショートヘアー。
どこかあどけなさを残す面立ちで、容姿も誇張するような部分はない。
基本的に慌てず騒がずの性格で、いつも誰かにとっての押さえ役でありたいと思っている。
ただ、マイペースという訳でもなくどちらかといえば縁の下の力持ちタイプ。
一人称は『あたし』。
『花子』という変哲もない名前をあまり好きではないようで、名前で呼ばれる事を極端に嫌う。他人には『石動』と呼ぶよう徹底させている。
初登場は『光陵高校女子ボクシング部・プロボクシング編』第42話。
花子は石動家の1人娘として生を受ける。下司 ナミの同級生である我聞 鉄平(がもん てっぺい)、前野 裕也(まえの ゆうや)、柳澤 翼(やなぎさわ よく)らと合わせて『光陵四天王』と囁かれている間島 竜一(まじま りゅういち)とは、家が隣同士の関係。
今でこそ慌てず騒がず物静かな性格だが、幼い頃は親も手がつけられない程のやんちゃ娘であった。
そんな彼女の人格矯正を何年もかけて竜一が施したとあってか、花子はある意味で両親より彼を信頼している。
小学生時代を経て中学に上がる頃には、やんちゃさはすっかり影を潜めた。
しかし内から沸き起こるエネルギーは抑え切れず、そのやり場を当時読んでいた漫画雑誌の影響を受けボクシングへ向ける。
ボクサー・石動 花子の誕生だった。
ちなみに、最初の頃こそ反対の立場だった竜一だが、これに関しては全く言う事を聞かない花子に呆れたのか馬鹿馬鹿しくなったのか、ある日を境に口出しを止めている。ボクシングスタイルはスマートさの欠片も感じさせない、荒削りなインファイト。
多少の被弾など物ともせず強引に相手の懐へ食い込み、小細工なしにフルスイングのパンチを叩き込む。
ただ、何も考えなく突っ込む訳ではなく、しっかり踏み込むタイミングは計算しているし、またインファイトに持ち込む為の勉強は余念がない。
タイプとしては、イタリアンハーフの先輩である城之内 アンナやナミのライバルである加藤 夕貴に近いといえるだろう。
近距離に入ってからの爆発力は、公式戦での勝ちほぼ全てがRSCである事からも容易に想像がつく。
反面、生粋のアウトボクサーには弱く、強引さが仇になってポイントアウトされた経験も……
パンチ力や打たれても止まらないハート、瞬間の突進力は平均水準を上回る。しかしスピードやディフェンステクニックには難があり、今後の課題となるだろう。
得意とするパンチは、密着状態から天へ突き上げるような右アッパー。
ボクシングを始めてから、大変な思いや悔しい思いをした機会は数知れず。しかし、花子はそれを理由に辞めたいと思った事は1度もない。
彼女にとってボクシングはとても楽しいものだし、何より内から溢れ出るエネルギーをぶつけるに、これ以上のスポーツはないとさえ思っているからだ。
中学時代からの同期である宇都宮 弘美、伊藤 紀子らと仲が良く、よく一緒にいる。
弘美の天才的センスに素直に感心する一方、過激な性格の彼女を自分がフォローしなければ、と責務を課している。
小さい頃、父親の部屋の机にぶつかった拍子に落ちてきた鋏が肩に突き刺さった経験があり、以後先の尖った物が苦手となった。
ただ我慢出来ない訳ではなく、調理で包丁を使う時などは過剰な神経と時間を要するが何とか扱える模様。
学力は下の上程度。
将来の夢はとりあえずプロの世界チャンピオンになる事。
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